サステナビリティ

アルミニウムのリサイクルを推進

特徴を活かし、社会の様々なところで活用されているアルミニウムはリサイクル性も高い素材です。 リサイクルされたアルミニウムの再生に必要なエネルギーとCO2排出量は、天然資源原料から製造するのに比べわずか5%です。 UATHでは、使用済みの飲料缶を中心とするリサイクル原料を積極的に使用しています。
タイ国でのCAN to CANリサイクル促進の取り組みとしてタイ国製缶大手グループと連携しアルミ缶のクローズドループ・リサイクルを促進し、環境負荷を軽減、循環型社会の実現に向けた取り組みを推進しています。

日本のアルミニウム圧延メーカー初、ASI認証を取得

国際アルミニウムイニシアチブ「Aluminium Stewardship Initiative」※(ASI)のChain of Custody Standardの認証を取得。認証は、企業統治・環境・社会的責任についての持続可能性や透明性を高め、加工・流通過程までの持続的な開発を実現させます。
今後も、企業理念の元、アルミニウム業界のグローバルスタンダード策定にも積極的に関与して、事業へのフィードバックを行います。また、ASIの活動をメンバーの一員としてサポートすることで、社会のサステナビリティ向上に貢献していきます。

※ASI:アルミニウムのサプライチェーン全体におけるサステナビリティへの取組向上、企業の成長に重要な環境、社会、ガバナンスの観点からの社会貢献を最大化することを目的とした国際イニシアチブ。

世界最大級の屋根置き太陽光発電システムの
導入でCO2排出を削減

気候変動への対応を重要課題の1つとして位置付け、環境負荷軽減への取り組みを積極的に進めています。その一環としてUATHは、関西エナジーソリューションズ(タイランド)社と共同でラヨン製造所に世界最大級※1の太陽光屋根置き発電システムを導入します。
ラヨン製造所の屋根に太陽光発電パネル(出力1.8万kW、約4万枚)を設置し、発電した電気を工場内に供給します。UATHは発電された電気を20年間、全量消費します。この事業の実施により、UATHは年間で約14,000t※2のCO2削減を見込んでいます。これは、同製造所のCO2年間総排出量の約6%に相当します。

※1 2021年6月8日時点。関西電力株式会社調べ
※2 タイ政府公表値 CO2排出係数(0.566kg -CO2/kWh)を使用して算出